マナー
①テントサウナができる場所かどうか事前に確認しましょう。
②煙が出て迷惑がかかる場所、混雑の激しい時期は避けましょう。
③薪の燃えかすや灰はバケツに移し、所定の場所に捨てるか、鎮火して持ち帰りましょう。
④大声で騒いで周囲に迷惑をかけることは絶対にやめましょう。
⑤釣りを楽しむ人がいる場合、邪魔にならないか配慮しましょう。
⑥ゴミを残すのは絶対にやめよう、来た時よりも綺麗にして帰りましょう。
アウトドアの知識を身につけて事故を防ぎましょう
テントの中で薪ストーブを扱うことには、一酸化炭素中毒、火事、火傷などの危険も当然伴います。安全に楽しむには、知識が不可欠です。事故を起こさないためにアウトドアの基礎知識を身に付けることは、テントサウナ使用者の義務。チェックポイントを熟読して、事故防止に努めてください。
設営 |
①風速5m以上の予報の日は中止しましょう。また天気が急に悪化した場合は、速やかに冷却して使用をやめましょう。 ②テントは増水による影響のない、できるだけ平らな場所に張利ましょう。 ③ロープは必要箇所すべてにペグでしっかりと固定し、緩みがないか定期的に確認しましよう。 ④煙突がまっすぐ伸び、傾きがない位置に設置しましよう。 ⑤燃えやすいものが近くにないか、他のテントと近すぎないか確認しましよう。 ⑥サウナストーンが積みすぎで落下しないか確認しましよう。 |
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火入れ・換気 |
①ストーブに火入れする前に、破損箇所や煙突の連結に緩みがないか確認しましょう。 ②ガス、または可燃性物質を使用してストーブに火入れするのは危険なのでやめましょう。 ③一酸化炭素チェッカーは必ず携行し、頭の高さに設置しましよう。 ④アロマオイル原液を直接ストーブにかけると、油分で炎が上がる危険があると認識しましょう。 ⑤吸気メッシュが開いていて、雪や岩などでふさがっていないか必ず確認しましよう。 ⑥薪ストーブに火を入れた後は、必ず耐熱手袋を着用して作業しましよう。 ⑦薪ストーブの燃焼が弱まり、煙が逆流したら速やかに換気しましょう。 ⑧テントに定員以上入ると、出入りの際に火傷の危険性が増すのでやめましょう。 |
サウナ |
①飲酒後や子どもだけでのテントサウナ使用、川や湖への入水は絶対に止めましょう。 ②水分を必ず補給して、脱水症状や熱中症にならないよう注意しましょう。 ③一酸化炭素チェッカーは必ず携行し、頭の高さに設置しましよう。 ④サウナ内に可燃性の物を持ち込まないようにしましょう。 ⑤吸高血圧、心臓疾患、妊娠中の人はサウナ利用を控えましよう。 ⑥薪サウナ内にメガネやアクセサリーを持ち込むと高温になるので外して入りましょう。 |
入水 |
①水に入るときは流れ、深さなど、周囲の安全を確認して入りましょう。 ②日没後に川、湖、海などに入るのは危険なのでやめましょう。 ③冬場は寒さで身体が動きにくくなるため、一層注意しましよう。 ④子どもだけで川や湖に入らないよう指導しましょう。 |
よくあるご質問
A.「テント設営可」「火器使用可」「遊泳可」(川や湖など)の3つが条件となります。
管理キャンプ場の場合は施設管理者に、公営管理地の場所は自治体に確認するのが確実です。自宅の庭など私有地で行う場合は、近隣の方へ煙で迷惑がかからないか、煙を出しても良いエリアかを確認しましょう。また、傾いていると危険ですので、テントは出来るだけ平らな場所に張りましょう。
A.水着、かかとの固定できるスポーツサンダル、サウナハット、タオルポンチョ、ハンドタオルがあれば完璧です。タオルポンチョは外気浴の際はもちろん、着替えにも便利です。
A.薪の種類、割り方、乾燥率によって変化するので一概には決められませんが、概ね1束(5~6kg)で1時間くらい持ちます。温めの時間も考えて購入しておきましょう。
A.通常の使用方法であれば問題ありませんが、使い方によっては一酸化炭素中毒の危険性はゼロではありません。吸気メッシュをあけ、きちんと燃焼し、定期的に出入りしていれば有害物質は煙突から排出されるので安全です。危険なのはテント内で宿泊しようとすることです。熾火のまま中で寝てしまうと、酸素不足による不完全燃焼がおきて一酸化炭素が発生し、煙突効果が弱まって有害物質が室内へ逆流することもありますので絶対におやめください。ストーブを使用する際は、一酸化炭素チェッカーを携行して頭の高さに設置し、アラートがなったら速やかに換気を行ってください。
A.夏はクールダウンするための川や湖がぬるいだけでなく、水場のキャンプ場が混雑することが多いので、あまりおすすめしていません。季節を問わず、混雑している場所での使用は他の方へ煙などで迷惑になることもございます。キャンプを楽しむ周囲の方々への配慮を忘れずにお楽しみください。
A.できれば撤収前に内部をウェスなどで拭きあげ、ロウリュせずに熱で乾燥させてください。収納袋にしまう際に濡れている箇所がある場合は、ご自宅で干して乾燥させてから収納してください。汚れがきになる場合は、内部を水洗いしてから干してください。また、ストーブもチェックが必要です。使用しているうちに温度による膨張で変形しますので、使用前に破損がないか、煙突がゆるんで風で飛ばないかなど、確認してから火入れしましょう。
A.もっとも危険性が高いのはヤケドです。火入れした後のストーブを扱う際は、必ず耐熱グローブを着用してください。また、定員以上でテントに入ると出入りの際にストーブへ接触する危険性が上がるのでおやめください。
A.強風など荒天時は絶対に使用しないでください。風速5m以上の予報が出ている場合は使用できません。一般的なキャンプ用品同様、突風で煽られるとロープやフレームが耐えられず、吹き飛ばされてしまうこともあり大変危険です。MORZHの場合はストーブが二気室構造のため雨が降っても燃焼炉に直接雨ははいりませんが、シームから染みてくることはございます。また、大雨による増水、氾濫が危ぶまれる場所での使用はお控えください。雪の上で行う場合は、吸気口が雪で塞がらないように注意が必要です。
A.薪の量や換気で温度を下げればお楽しみいただけますが、大人よりも身体への負担が大きいので、配慮が必要です。一般的な水遊びと同様ですが、川などでの遊泳事故がおきないよう、お子さんから絶対に目を離さないよう注意してください。もちろん大人も川遊びでの事故は起こり得ますので充分に注意しましょう。
A.テントサウナをやっていい場所であっても、他の利用者の方がいることを忘れてはいけません。静かにキャンプを楽しみに来ている方もいらっしゃいますので、くれぐれも大騒ぎしないように配慮してください。煙での迷惑がかからないかも注意しましょう。また、ストーブの灰はバケツに入れて所定の場所へ捨てるか、鎮火させて持ち帰りましょう。フィールドにお邪魔していることを忘れず、マナーを守って楽しみましょう。